第37回「高崎映画祭」の各賞が発表され、最優秀作品賞に阪本順治監督の「せかいのおきく」が選ばれた。 今回の高崎映画祭では、去年1年間に国内で公開された邦画およそ540作品を選定委員会が審査した。阪本監督の高崎映画祭での受賞は今回で4度目となる。 作品は、つらく厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちを描く青春時代劇。 最優秀監督賞は「茶飲友達」の外山文治監督と「雑魚どもよ、大志を抱け!」の足立紳監督。 最優秀主演俳優賞は「茶飲友達」で主人公を演じた岡本玲が受賞。最優秀助演俳優賞には「市子」で母親役を演じた中村ゆりと「ほかげ」でテキ屋の男を演じた森山未來が選ばれた。…