草加松原遊歩道

午後、気温１０℃、風もない冬晴れの中、今日は、ミニチャリで、サイクリングしてきました。 片道一里、車道を避けたので往復ほぼ１０ｋｍ。 電動アシストゆえ、疲れ知らず。(苦笑) 先日も行った「蒲生の一里塚」の横を通り、綾瀬川に架かる、由緒ある日光街道の「蒲生大橋」(江戸時代の文献には、大橋土橋という記録あり)を渡ると・・・ 橋のたもとの欄干には、高浜虚子の句碑が掲示されています。 領(りょう)す＝自分のものにするという意味ですが、ここでは、独り占めかな？ 川を渡ると、草加市で、ほどなく、草加松原遊歩道の北端に着きにけり。 草加せんべいでも有名な街ですが、この句碑が建っています。 高浜虚子に師事した…

今日は、松尾芭蕉が、弟子の河合曾良(蕉門十哲のひとり)を伴い、おくのほそ道へと旅立った日(元禄２年３月２７日(旧暦)(西暦１６８９年５月１６日)、いまから３３０年前のことです。江戸・深川の採荼庵(さいとあん)を出発して、船に乗り、千住で降りて、見送りの人々と別れています。 採荼庵跡の出立の芭蕉像 「おくのほそ道」の<序章>、<旅立>に続く、<草加>の章に”漸(やうやう)草加(さうか)と云(いふ)宿(しゅく)にたどり着(つき)にけり”の最初の宿が、しらこばとの住処の隣の市、草加市で、関連する写真をもち合わせているので、ご紹介方々、記事掲載いたします。 いまは、日光街道は、すぐ西に付け替えられてい…

●新しいイベントを・今年度、草加越谷三田会が生まれ変わってスタートしてから、WDS（Week Day Salon）とWES（Week End Salon）という２つの隔月の親睦会を軸にしつつ、それに加えてなにか新しくて楽しいイベントを起こしたいなという希望が高まっていました。・そこでは、せんべい焼き体験会やグルメ会、あるいは街歩き、和太鼓体験、そして写真撮影会などの企画が挙がっていました。・では街歩きと写真撮影会を組み合わせたらどうだろうというとことから、草加WALK & PHOTOという企画が生まれました。・WALKの部分については草加宿案内人の会というボランティア団体による草加案内を、ぜひ…

草加越谷三田会主催イベント【草加WALK & PHOTO】参加者募集！11月24日（日）開催。 草加を歩きましょう！ 「草加宿案内人の会」の案内人の方にガイドをお願いします。詳しい解説を聴くと、草加の面白さ奥深さを再認識して新鮮な驚きがあります。※観光旅行サイト「ぐるたび」の行っている全国観光ボランティアランキングで、「草加宿案内人の会」は全国1位となりました(令和5年4月26日時点)。（草加市ホームページより） また、写真を撮る会も同時開催します。草加を歩きながら発見したものをカメラやスマホで写真に収めましょう。写真に専念するのもありですし、案内人のガイドを聴くことに専念するのもありです。も…

この時季は、およそ、３３５年ほどの昔、畏敬する松尾芭蕉が「おくの細道」へ旅立った旧暦で３月下旬にあたります。 深川の採荼庵(さいとあん)を後にして、舟で出立して、千住で上り、最初に辿り着いた宿(しゅく)は、当地の現在の隣市、草加市で、「草加といふ宿にたどり着けにけり」と記しています。 有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」を詠んだ深川にいま残る場所には、小さな祠の稲荷神社が祀られています。 これは、上記の芭蕉庵からほど近い(芭蕉を経済的に支援した俳人、杉山杉風の)採荼庵から出立したときに縁台に坐す芭蕉像です。 お供をするのは、曽良ならぬしらこばと・・・😁 採荼庵のすぐ傍の、現在のこの季節の深川の仙台…