トラ30000はトラ6000の後継として昭和30年に誕生した。いわゆる「長トラ」の一族である。軸距はトラ6000より400mm長く5,000mとした。12尺の材料が余裕で2列に積める。 ベースはアダチのホワイトメタルのキットでこれを加工した。歪み無く組むのが難しいが、適度なざっくり感が良くて、私が好きなキットである。さて、積荷は「製材」とし、使用したのは1,5mm角のヒノキ棒である。これは、随分前に帆船模型用として店頭にあったものを求めたもので、このサイズのは現在なかなか入手できない。80倍すると丁度4寸(120mm)角で建設用材としては規格の断面である。写真の様に、アオリ戸に隠れて見えない部…