華僑は中国における出身地・出身集団に対して強い帰属意識を持つ場合が多い。これに対して、移住先の国籍を取得する・移住先の文化に染まって育つなど、中国における出身集団の影響が薄れ移住先の国に定着した者を華人という場合がある。 具体的には現地国籍を持つ二世以降から華人と呼ばれる。
関連語:華僑 中華人民共和国 中国
近所の大手スーパーマーケットには、華人系インドネシア人がたくさん働いている。華人系の同僚どうしの会話はインドネシア語ばかりだ。その他の同僚やお客との会話は流暢に英語を話しているので、職場や仕事上でのコミュニケーションにはまったく問題がないようだ。彼らは華人系だが中国語はまったく理解できないそうだ。こうした華人系インドネシア人の多くは、1998年5月にインドネシア各地で起きた「反華人暴動」の後に、オーストラリアに移住してきた家族たちだ。 ランキング参加中多言語・多文化 ランキング参加中フランス語を学ぶ 北京の故宮 華人・華僑を世界中に送り出した中国。写真は筆者 この暴動の後、当時のスハルト政権は…
インドネシア マラン(Malang)にあった建源の製糖工場著作者:不明, CC BY-SA 3.0 DEED File:COLLECTIE TROPENMUSEUM Suikerfabriek Krebet Malang TMnr 10011672.jpg - Wikimedia Commons 過去にタイの包装機械市場に携わった際に「建源グループ」というタイの会社を耳にしたことがある。 この会社をご存知の方はいらっしゃるだろうか? 包装・印刷機器業界に詳しい人なら、この名前を聞いたことがあるかもしれない。 この会社は主に欧州製の包装機や印刷機をタイはもちろん、カンボジア、ラオス、ミャンマーな…
こんにちはMAKEです。今回は中国語を学ぶことについて考えてみます。 中国語を話せるとメリットはあるのか? 答えは当然イエスです。 好む好まざるに関わらず今後の世界は中国を中心に回っていきます(振り回されるといってもいいかもしれませんが)。サービス業、製造業あらゆる業種で中国とのビジネスに関わっていかなければなりません。 すでに中国が好きか嫌いかの問題ではないのです。 中国語を話すのは中国人だけではない 中国の人口は現在すでに14億人強です。 ただし世界で中国語を話すのはこの14億人だけではありません。世界中に散らばった華僑、華人も中国語を話すため実際の中国語人口はもっと多い数になります。 特…
こんにちは、タイ在住のもりすと申します。 早速ですが、タイの北部には中国人がたくさん住んでいることをご存じでしたか。 華人と呼ばれる人たちです。 華人が多く住む村のひとつに、熱水塘という村があります。 チェンマイ北部のこの村付近だけで、3千世帯、2万人ほどが住んでいるらしいです。 今回はタイ北部の華人の歴史を少し勉強してみましたので、ご紹介しますね。 まずは歴史のおさらい 現在の中国村の雰囲気 自分にしてほしいと思うように相手にする まずは歴史のおさらい 毛沢東氏が中華人民共和国を樹立したのが1949年。 いわゆる共産党政権である。 当時中国国内で権力闘争を行っていたのが、蒋介石氏が率いる国民…