萩城下町

--------------------------------------------------------------- どうもー！おっちょころぐです！ コロナ禍でなかなか思うように動けない日々が続いていますね。私も友人との食事会が延期になったり、お誘いを断ったりと世の中の状況と自分の気持ちの狭間で日々葛藤しています。その中で、GOTOトラベルキャンペーンを使い山口県へ家族旅行に行って来ました。行きたい場所が駅から離れたところにあったため、レンタカーで色々周りました。新幹線＋二泊三日＋レンタカーで一人3万円台で旅行する事ができました。 目次 １．山口県ご当地グルメ ２．山口県観光 ２ー１…

昭和三十九年四月、私は前任校に三カ年勤めただけで母校の萩高校に転勤した。その少し前、父が脳卒中で倒れたからである。左半身が麻痺し、ものもはっきりとは言えなくなった。一カ月ほど安静にしていたら幸いにも回復できた。発症した時たまたま家で寝ていて良かったのかもしれない。 我が家に帰って十数年経ったある日のこと、突然隣家から騒音が襲って来た。青天の霹靂の思いだった。私の住宅区域は萩市内でも海岸に近く、当時は魚市場も盛況で、町内には水産物加工などを生業(なりわい)とする家がいくつもあり、子沢山の家が多かった。純粋の民家は比較的少なかった。水産加工といえば、蒲鉾や竹輪などの加工をはじめ、いりこ干しなどを行…

伊藤博文が師と呼ぶ相手は四人いる。 一人は三隅勘三郎。伊藤の郷里、束荷村の寺子屋師範。八つのときに彼に就き、伊呂波の如き初歩の初歩を教わった。 二人目が久保五郎左衛門。萩の城下で家塾を営んでいた人であり、この久保塾で藤公は、読書や詩文、習字といった「手習い」ならぬ「学問」をした。入門時、およそ十二歳。『藤公余影』に当時の景色を徴すると、 …久保塾は当時七八十の門生あり、奨励の為之を東西両組に分ち、各組共に主席より五人迄は、相撲なれば所謂幕の内とも称すべき処にて、師より特に號を与へられたり、予は伊文成と称せられ、何人にも後れを取らざりしが、独り吉田稔丸と称する者には一籌を輸したり。彼は実に天稟の…

今回は山口県の萩市を紹介。 長州藩の城下町であり、世界遺産の街でもある萩市。 有名な歴史上の人物もたくさん輩出した萩の街を紹介します。 須佐ホルンフェルスへ 萩の宿で絶品料理を喰らう 萩城址と萩博物館へ 萩の城下町へ 萩の名所を巡る 須佐ホルンフェルスへ まず向かったのはここ、須佐ホルンフェルス。 萩市の中心からは40kmほど東にあり、島根県との境近くにある須佐湾にある。 須佐湾 ホルンフェルスとは、熱によって変成した岩の一種であり、須佐ホルンフェルスはその中でも特別美しく、日本の地質100選などに指定されている。 須佐ホルンフェルス 駐車場からでも見えるが、歩いて間近まで行ける。 目の前には…

--------------------------------------------------------------- どうもー！おっちょころぐです！ コロナ禍でなかなか思うように動けない日々が続いていますね。私も友人との食事会が延期になったり、お誘いを断ったりと世の中の状況と自分の気持ちの狭間で日々葛藤しています。その中で、GOTOトラベルキャンペーンを使い山口県へ家族旅行に行って来ました。行きたい場所が駅から離れたところにあったため、レンタカーで色々周りました。新幹線＋二泊三日＋レンタカーで一人3万円台で旅行する事ができました。 目次 １．山口県ご当地グルメ ２．山口県観光 ２ー１…

起伏に富み、様々な名所がある山口県。今回は主に山陰側を走ってきました。 【訪問日：2020年11月8日～9日】 Part 1：俵山温泉～青海島～萩 Part 2：萩散策～山口へ 夜の萩 Part 1では長門市から萩市へ向けて自転車を走らせ、紆余曲折ありながらも以前から泊まってみたかった旅館である芳和荘に到着しました。 到着後は休憩もそこそこに、さっそく荷物を置いて旅館内を散策する私。 元遊郭の旅館に泊まるというだけでも心躍るのに、あれほどまでに素敵な建物の構造を見てしまったらもう酒を飲むしかない。そもそも芳和荘では食事の提供は行っていないので、どこかで食事をとる必要があるのですが…必然的に食事…

山口GOTO旅二日目は長門地方を中心に巡っていきます。 日の出直前にホテルを出発。まずは岩鼻駅を目指そうとしましたが、ナビに案内されたのは軽以外では通るのがキツそうな細い道。仕方なく岩鼻駅は諦めてスルーすることにしましたが、次にこの地方に来る時まで改築されないでいてほしいものです。 菊川町農業協同組合豊東支所 気を取り直して下関方面に向かい、内陸部に入って旧菊川町へ。古くからの市街地の中に古い農協の建物が残っていますが、かなり改装されています。現在は自治会館として使用されている模様。 長門鉄道 石町駅跡 北上して、旧豊田町域に入り、長門鉄道石町駅跡へ。レンガ造りの農業用倉庫が鉄道があった事を今…

就寝前には大浴場を利用します。 大浴場へは売店横の通路を進み、一度外廊下を通って向かいます。 遅い時間帯のため独占できた大浴場の内湯ですが、意外とコンパクトな造りです。 全４３室のうち温泉付の部屋は数部屋しかないので、手狭なものに感じられます。 浸かってみると適温に保たれ快適なのですが、部屋風呂より強い塩気が感じられ、どうも塩素臭もするような気がします。 内湯を出てすぐに２つの露天風呂を備えていますが、こちらもさほど広くはありません。 湯上がりに、脱衣スペースに掲示されている成分表を確認すると、 泉質：カルシウム・ナトリウムー塩化物冷鉱泉、源泉温度：１８.２℃ 衛生管理のため加温、循環ろ過、塩…

嫁の御両親から、結婚記念日にGo Toトラベルを使用して「大谷山荘」を予約してほしいとの依頼を受けて調べてみると、高額のプランは軒並み満室となっています。 いくら Go To トラベルキャンペーンと言えども異常な状態なので、よくよく調べてみると原因が分かりました。 山口県で「行こうよ。やまぐちプレミアムキャンペーン」なるものを実施していて、Go To 併用可で半額となる「行こうよ。やまぐちプレミアム宿泊券」を発行しているのです。 単純計算で Go To 併用により、67.5%offとなるではないですか😱 第１期発売分は即日完売していますが、第２期分がもうすぐコンビニで発売されます。 というわけ…

時空を超えて/萩市萩城下町俥宿 RICOH GRⅢ ポジフィルム調 席が空いたという案内をもらって、屋敷の一角に増築された洋館に足を踏み入れた。大正時代の建築らしい。この日はこの部屋の特等席である窓辺の席に座る事ができて、紅茶と羊羹のセットをいただくことにした。古い木製の窓には子供の頃に馴染みのあった召し合わせの部分に金属の棒を差込んでくるくる回すタイプの鍵がついている。格子も少し凝った意匠だ。木造の住宅の耐用年数は25年程度といわれているが、使い続けて手入れをすればずっと長持ちをするものだということを、ここの主人は証明している。江戸時代の古い街並み、そこに残る旧家の屋敷、増築された洋館、古い…

和洋折衷/山口県萩市萩城下町俥宿 RICOH GRⅢ ポジフィルム調 雨と風に負けず城下町をうろうろしているうちに着ているものも濡れてきたので一休みすることにした。 賑やかな通りをひとつ外れたところに古い知人が営む雑貨屋がある。築180年という屋敷の門を潜ると広い庭があって、客はその庭に向かって開いている広縁から靴を脱いで店に上がる。中では英国アンティーク展が催されていた。大学時代のひとつ先輩だった女主人はちょうど接客中だったようで、たまたま喫茶室の客が入れ替わるタイミングだったらしく、席が空くまでその辺りの椅子に座って写真でも撮って待っててくれと笑う。値札を見れば気軽には座れそうにない年代物…

時を繋ぎ想いを受け継ぐ/山口県萩市萩城下町 OLYMPUS OM-D EM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0 前のエントリーに記した通り、写真を撮りながら荒天の城下町を歩いて、ときおり見かける展示建物に入って撮影がてらの雨宿りなどしながら、それでも案外に散策を楽しむことができた。いつもクルマに積んである和風の雨傘もこの時とばかりに存在をアピールしている。 そして妻のこの日の衣装、実は空き家となった実家の母の箪笥から発掘したもので、お揃いの生地で誂えてあったバッグの中に型崩れを防ぐために詰めてあったのは昭和50年11月某日の日付の京都新聞だった。ざっと45年ほど前…

嵐の着物ウィーク/山口県萩市萩城下町 OLYMPUS OM-D EM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0 萩城下町に出かけてきた。毎年、秋が深まる頃に着物ウィークと称するイベントが催され、その終盤の週末の夜、街路に並べた竹に灯りをともして夜の城下町風情を楽しもうと萩竹灯路物語という催しがある。 両方の風景を楽しもうと、我が妻は着物を着せてもらい、僕はといえばそんな彼女の専属カメラマン兼運転手兼その他諸々の役目を帯びて勇んで現地入りしたのだがどうも天気がよろしくない。雨だけならまだしも風まで吹いてきた。レンズに水滴が付かないように気をつけながら使命を果たすべく悪戦苦…