仕事を早退けして平日夕方に東京国立近代美術館へ。「ゲルハルト・リヒター展」を見る。 https://www.momat.go.jp/am/exhibition/gerhardrichter/この時間なのに結構な人入りで驚いた。いくら人気作家といえどもハテ、抽象画は一般的に受け入られていたっけ?と疑問を持ったものの、作品を「観ること」よりも「撮ること」に時間を掛けてご執心な人ばかりだと気が付いた。お気に入りの作品だけならまだしも、全ての作品を撮影する人々。図録買ってくれよ……。シャッター音や歩く音が耳についた。そんな騒々しい館内はそもそも天井が低い上に複数に区切るため狭くなった空間に作品を詰め込…