今回もメタバース空間内で起こっている困った問題について書かせていただきたいと思います。 他にもパブリックコメントで挙げられている課題を見てみましょう。 課題2 実在する商品のブランドのブランド名がメタバース内で無断使用されたり、それらのブランドのマークを付けたデジタルアイテムが無断で販売されたりするなど、現実空間の商品の標識が仮想空間上で、無断で使用される事案が生じているそうです。 「メタバーキンズ」というのを聞いたことはないでしょうか。米国では、エルメスのバッグ「バーキン」をデジタル上で模した「メタバーキンズ」をデジタル空間上で販売した者が、商標権侵害等を理由として提訴されています。 商標は…