夜が深くなるほど、 ひとりでいる時間は濃くなる。 でもその濃さは、 必ずしも心地いいわけじゃない。 静かすぎる部屋。 光だけが強いスマホ画面。 気持ちは落ち着かないまま時間だけが進んでいく。 そんな夜、 ふと「どこかに逃げたい」と思う瞬間がある。 大げさな場所じゃなくていい。 遠いところじゃなくていい。 ただ、 この張りつめた心を、 そっとほどいてくれる場所がほしい。 僕は、そういう夜を何度も越えてきたからこそ、 この感覚がよく分かります。 ■ ひとりでいるのに、ひとりになりたくない矛盾 夜って不思議だ。 誰とも会いたくないのに、 誰かの“温度”だけはほしくなる。 会話はいらない。 励ましもい…