日本の古墳は渡来人がもたらした技術である。そのためルーツやバックボーンを理解するには視野を世界に広げる必要がある。ここではメソポタミアのウルのジッグラト、サウジアラビアで発見されたペンダント型「葬送の路」、そして奈良県の條ウル神古墳を紹介する。 ■ウルのジッグラト古代メソポタミアの中核都市(現在のイラク)、ウルにあるジッグラトはシュメール文化を代表する遺跡で巨大な聖塔とされる。紀元前2100年頃、ウル第三王朝のウル・ナンムが建造したとされる。煉瓦を組み上げて建てられている。聖書においてウルはアブラハムの故郷と記されている。 ↓参考①:下記はwikipedia画像表示用。 ja.wikipedi…