日帝劇場でのコンサート。 いよいよスズ子の出番。 本人はもちろんのことお客さんも待ちに待った福来スズ子の全力のステージ。 興奮したスズ子は最初の挨拶もそこそこにすぐに歌い出す。 ラッパと娘 これこそが福来スズ子の代名詞にもなった名曲中の名曲。 全力での歌唱は、さすがのスズ子と言えども途中何度か息切れしそうに。 彼女のパフォーマンスはこの物語を見始めた頃は、あまり気にもしていなかったが、踊りの振り付けはどうやらきちんと割り当てられているような。 何度も見せられているうちに次の振り付けが想像できるようになった。 入念な訓練と綿密な打ち合わせに基づいてステージが構成されているのだと感じる。 そして、…