2025/02/07 KYODO プラスチック微粒子、脳内に蓄積 腎臓や肝臓より7~30倍の濃度 人体に取り込まれたプラスチック微粒子は、肝臓や腎臓よりも脳内に高濃度で蓄積される可能性があるとの研究結果を、米ニューメキシコ大のチームが7日までに、米医学誌ネイチャーメディシンに発表した。調べた遺体の脳には、腎臓や肝臓より7~30倍の濃度の微粒子が含まれていた。健康への影響は現時点では、不明点が多いとしている。 脳内で最も多く発見されたのは、レジ袋や洗剤容器などに広く使われるポリエチレンだった。微粒子はプラスチック製品が劣化して生じるため、環境中の微粒子の濃度が高まり、人体に取り込まれたとみられる…