日本の画家,詩人。
1898(明治31)年,新潟県に生まれる。 竹久夢二の紹介を受け,『少女画報』に挿絵を描く。以後,挿絵画家として数々の表紙を手がける。 1979年5月6日,死去。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%95%97%E8%B0%B7%E8%99%B9%E5%85%90
挿し絵画家・蕗谷虹児の常設展オープン/山北町・中川温泉「蒼の山荘」(10月10日21時0分配信 カナロコ)
(出典:大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展) 平塚市美術館では、現在、蕗谷虹児展が開催されている。 11月24日(日)までなので慌てて見に行って来た。 蕗谷虹児の作品 名前は知らなくとも 最後に 蕗谷虹児の作品 蕗谷虹児は1898年に新潟で生まれ、80年の生涯を閉じるまでに多くの少女雑誌の表紙や挿絵を残した。 戦時中、山北町に疎開し、10年ほどそこで過ごしたということで、神奈川県ともゆかりがあるので、平塚市で今回の展覧会が開催されたのだろう。 なお、幼少期を過ごした新潟県新発田市には記念館があるそうだ。 さて、これまでこの蕗谷虹児(ふきやこうじ)という名前を恥ずかしながら知らなかった。しかし、…
【はじめに】 「はにわ」とは古語から語源を辿れば,埴(はに)土で作った輪に並べて王墓を取り囲む副葬品だ。つまり墓に入れる土器のことである。しかし今,「はにわ」といえば人や動物,家などを象った古代の面白い出土品,考古学の史料だけれどもどこか憎めないユーモラスな古美術品の印象ではなかろうか。 それを証明するように,2024年秋,東京国立博物館が50年ぶりに「はにわ展」を開催し,同時期国立近代美術館でも「はにわと土偶展」を催している。二つの展覧会には「はにわキャラ」で一世を風靡したNHKの番組「おーい,はに丸」に登場する「はに丸くん」がフォトスポットとして設置され,来場者は思わず目を細めスマホを取り…
初めての平塚市美術館。蕗谷虹児展に行った。 大正から昭和初期に活躍した挿絵画家とのこと。恥ずかしながら初めて知った。 たまたま近場の美術展で開催されていたこと、たまたま奥様が大正時代を舞台にした小説にはまっていたことから足を運んだ。 和服がまだ一般的な時代に、華麗な洋服に身を包んだ細身の女性たち。目はぱっちりだがどこか物思いに沈んでいるような表情が、モノクロの緻密な線描で現される。奥様曰く「物語が伝わってくる」。令女界という女学生向けの雑誌で大人気だったとか。この抒情的な雰囲気にうっとりする気持ちは中年おじさんにもわからんでもない、気はする。蕗谷虹児の生い立ちはまた複雑で、父母は駆け落ち婚。幼…
歴ヲタの私は古代史全般が好きなのですが、特に「ホムタワケ大王(応神天皇)から奈良時代」が好きです。 「土偶と埴輪どっちが好き?」とか聞かれると「断然、埴輪!」と答えるけど、縄文遺跡も気になるので見に行くし、縄文土器もかっこいいと思う。 東京国立博物館「特別展はにわ」 東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」展 東京国立博物館「特別展はにわ」 埴輪界のトップスターたち 今回のハニワ展は、「挂甲の武人 国宝指定50周年記念」と題うって、国内外の5人の武人が一堂に会しています。 大きな展示室に5体あって、見比べることができました。 群馬の同じ工房で作られたと推定される武人の5兄弟。 左手に弓を持ち、…
自転車で太平洋美術会経由、旧古河庭園の秋バラとお茶とバラのアイス。 六義園の紅葉もまだまだ。 小石川後楽園へ向かう途中の行列な『中華料理 兆徳』に行列がなくて喜んでランチをし、 https://choutoku.net/ 水戸藩ゆかりの小石川後楽園にも紅葉はなく。 江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の曾孫の徳川慶朝さんゆかりの将軍珈琲をギヤマン茶室で頂く。 旨し。 https://www.saza.co.jp/index-a-2.php 『1867年に慶喜公が江戸幕府を代表し欧米公使と開港交渉の折フランス人料理人を雇い、欧米の公使をもてなしコーヒーも供しました。コーヒー豆の当時の世界の流通は「モカ…
13日は平塚市美術館へ蕗谷虹児展を見に行った。 応用情報技術者試験の日でもあったが、800ページのテキスト中8ページしか読んでいない状況では行ってどうにかなる気がしなかった。 それより、休日に天気が良くて体調も悪くないことが久々で、動ける時に動いて楽しさを刻み込まなきゃと思ったのだ。 平塚の街は海沿い独特の空気があって落ち着く。今は山寄りで暮らしていてそんなに馴染んでいないのは自覚があったが、海そのものを見なくても海沿いというだけで力みが抜けるのはよっぽどだ。海沿い工業都市育ちとして回帰を欲しているんだろうか。 前は大きい水辺ならよいと思っていたけど、山寄りで多摩川を見てもあんまり落ち着かない…
東京国立近代美術館へ。 美術館の建物は石橋正二郎が建設して寄贈した。設計は谷口吉郎。 9月28日に谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館を訪れた時のブログ 企画展「ハニワと土偶の近代」 出品作品リスト https://www.momat.go.jp/wp-content/uploads/2024/10/560-list-J_E.pdf 戦後、岡本太郎やイサム・ノグチによって、それまで考古学の資料として扱われていた出土遺物の美的な価値が「発見」され、「芸術」とみなされる様になった。 ハニワと土偶は、出土品を克明に描いた明治時代のスケッチからマンガまで、幅広い時代とジャンルに広がる。 この展覧会は美術を中…
○「アウラ展」(ギャラリーアーク) (会期:2024年10月10日(木)~10月19日(土)) ○「南条嘉毅展 地中の渦」(KAAT神奈川芸術劇場) (会期:2024年9月23日(月・休)~10月20日(日)) ○「大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展」 (会期:2024年10月5日(土)~11月24日(日)) ○「おしゃべり美術館 ひらビあーつま~れ10年記念展」 (会期:2024年9月21日(土)~2025年2月16日(日)) ○「中勘助 平塚居住100年記念 中勘助の小宇宙「銀の匙」と「しづかな流」」 (会期:2024年10月5日(土)~11月10日(日)) (平塚市美術館) ○「企画展Ⅲ…
(5)「鳥」 発言者・ネムリ堂 ・gentle finger window ・アロマアクセサリー&香りと文学m.aida ・ymst ネムリ堂 こんばんは。ネムリ堂のスペースへのご参加をありがとうございます。今回はランキング五位、「鳥」です。「鳥」は、 一九七一年六月『海賊』21掲載、 入手しやすい書籍は、 ・偕成社文庫『風と木の歌』 ・ポプラポケット文庫『きつねの窓』 ・偕成社『安房直子コレクション』一巻 ・講談社文庫『南の島の魔法の話』(kindle有) このお話のキーワード考えたのですけど、 ひみつ・鳥・変身・走る・耳、などがあるかなと思ったんですね。 同人誌『海賊』の巻末に、作者の言葉…
大阪歴史博物館のあとは地下鉄で、大坂くらしの今昔館へ。 江戸時代の大阪の町 モダン都市大阪 「レトロ、ロマン、モダン、乙女のくらし」展 江戸時代の大阪の町 ジオラマ好きにはこちらも楽しい。 江戸時代の街並み 空が明るくなったり、夜になったりします。 見学前に、入口直ぐ側の銭湯で、人間国宝の落語家の米朝さんの語りで大阪の町人の暮らしの案内映像があるので、ぜひ見てください。 この後の見学がわかりやすくなりますよ。 帯と帯締めで作った宝船 お祭りのときに店の宣伝を兼ねて店先に展示する宝船。 細かい木彫の装飾 山車も豪華。 ここでは有料で着物の着付けが出来て、やっぱり外国人観光客が写真撮影を楽しでいま…
1. 実習終わった 新潟の新発田市に、公衆衛生系の実習に行ってました。 自分は獣医学を専門とする学科に所属していますが、獣医学部では大学生のうちに小動物や大動物、公衆衛生など何かしらのインターンシップに参加する必要があって、それに基づく単位を取得していないと卒業できないんですよね。 (ポリクリと言って大学附属の動物病院で内科の各科(神経科とか血液免疫科とか)と外科(軟部・硬部・麻酔・手術)の診療に参加する必要もあります。このポリクリの回数やシステムは大学によって変わったりするんですかね…?) 小動物だとインターンシップをやっている地域の動物病院でいいですが個人的な伝手や就職を考えている等ないと…
2024年4月半ばに新発田市~村上市を訪ねました。 新幹線でピュッと行くつもりでしたが、熊谷にある「むさしのうどん」がどうしても食べくて寄り道しながらの旅になりました。お昼少し前に着いてさっそくうどん屋さんへ。 めちゃくちゃコシが強くてクセになる麺、きんぴら美味し! さっさと駅に戻る途中に良い香りが・・看板に「boulangerie Matuoka」とあります。 これから旅が始まるのにパンはどうよ??と思いましたが吸い寄せられるように店内へ。ハード系のパンを中心に甘いのもちょっと。美味しかったです! 近くに欲しいパン屋さん。 熊谷市はフットボール推し見たいです(知識なしの人間) 何だかんだで新…
荒天と言いたくなるような天候。家から一歩も出ず、お買いものは明日へ延期。味戸ケイコさんへ手紙を認める。が、やや、貼る84円切手がない。郵便局はまだ開いているが、出る気がしない。明日に延期。 味戸ケイコさんの絵の魅力、いや美の魔力とは何だろう、竹久夢二、蕗谷虹児、中原淳一ら一世を風靡した、と過去形で語られる懐かしい画家ではない。先達の三人が輪郭鮮やかに語られるのに対し、味戸ケイコさんについてはなぜか口ごもる。私にはそう見える。さり気なく爆弾を抱えているような、と言えば語弊があろうが、いざ絵の懐に入ってしまえば、美の魔力にはまってしまう。自らの背後の影に、己を見てしまうような。それはコワイことでも…
2024年も1月下旬のロッテルダム国際映画祭を皮切りに、2-3月から世界各地で本格的に国際映画祭が開催されるようになる。2月には世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭が開催され、大波乱をもたらしながら様々な形で注目されたことが言えるだろう(これに関しては後日掲載予定の記事で振り返りたいと思う)。 それと同時に1-3月は、たとえばアメリカでは昨年度の映画の総決算としてゴールデングローブ賞やアカデミー賞が開催され、フランスでもセザール賞が開催されるなど様々な国で受賞レースが行われる時期でもある。 では日本では1-3月に映画界にどのような動きが生じるのか。まず重要なのが、日本アカデミー賞(3月…
大阪、九条にあるユニークな映画館「シネ・ヌーヴォ」 この映画館の名前は以前から知っていて一度行ってみたいなと思い続けていました。 しかし20年以上も前からあるとは知りませんでした。映画ファンが多いのね。 この日も結構入っていました。 ライトをきつめにして撮ったら何とも不思議な写真になった。 座椅子の背もたれが何か生き物の群れのように見える… 映画関連本がいっぱい。 近くの商店街の中に「やよい軒」があったので入ってハンバーグ・ランチを食べました。 普通に美味しかったけど、私、ジャガイモ(好きだけど)が原料のスナック、ポテト・チップやフライドポテトって自分から進んで食べる方ではないので、付け合わせ…