今日もまた、冷房の効きすぎたオフィスで、カーディガンを着てお仕事である。あまり冷房の中ばかりにいてもなあ、と思い、ケリーに代わって電気代を支払いに、散歩がてら、会社近くの銀行まで歩くことにした。 カンカン照りの舗道をゆっくりと歩く。暑いけど気持ちいい。太陽にあたるのも久しぶりだ。みぞおちの奥にいる静かな自分がハートを察知する。ビルの狭間に覗く青空を天国の智覚と共に眺めると、言いようのない安心感がせり上がってきた。 変化することのないもう一人の純粋な自分として、(これが、決断してない決断の主体、なのか…。)ハートの中にいることを自覚しながら過ごしていると、全てがゆったりと聖霊に満たされて過ぎてゆ…