「天使のナイフ」で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。 1969年東京都生まれ。駒沢大学高校卒業の後、俳優を目指して劇団で役者修行をするも半年で退団、数々のアルバイトを経て旅行会社に勤務していたが、執筆に専念するため乱歩賞の締め切り一ヶ月前に退社。過去に集英社のオールマン・ヤングジャンプ原作賞に3度佳作入選しているが、小説は「天使のナイフ」が初めての作品。
天使のナイフ
朝はめっきり寒くなりました。 当然ですよね。二十四節気では『立冬』も過ぎて『小雪』。七十二候では『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』という季節です。《冷たい北風が木々の枝から枯れ葉を吹き飛ばして散らす時期》という意味を考えると、今年はやっぱり暖かいのよね~と思います。 にほんブログ村 初めて知った著者の本 夫からのおみやげ 孫の成長を感じた & 癒やされた~ 初めて知った著者の本 相変わらず図書館のヘビーユーザーです。1週間にほぼ2冊のペースで図書館本を読んでいます。 そんな中、どこかで偶然知った本がおもしろそうでしたので、借りてみました。 内容紹介(出版社より)犯人は、13歳の少年だった。…
こんにちは、めめです!!!最近、ファスティングに挑戦してみました。その結果、色んなことが分かったので、これについてはブログで追記としてまとめられるといいなと思います。そんな実験的なことをしつつ、意外にのんびりした日々を送っていたような気もします。師走前の静けさでしょうか??さて、読書記録になります! 週の前半は集中して本を読んでいましたが、後半はあまり集中できず。通勤時の車内でしか読んでなかった気がします。なんとなく読む気分じゃなくても読まないという選択肢が自分にはないというのに驚き、ちょっと笑ってしまいました。では、いってみましょう!!! 1.777 著者:伊坂幸太郎東京のとあるホテルで繰り…
こんにちは、めめです。 11/8(金) 朝、スマホを見たら友達から結婚するかもとの報告が。朝からグループLINEの通知が鳴り止まない。LINEがもはや大喜利状態でくすくす笑ってしまう。仕事は差し迫る締め切りに目をそらし、相変わらずの定時ダッシュ。久しぶりにレスキューでケーキをゲット(しかも半額)出来たのでほくほくした気持ちで帰る。ジム行って、ケーキをいただいて、長風呂して、眠気が来るまで本を読む。今日は早見和真の「ザ・ロイヤルファミリー」を読んだ。競馬という身近なようで、全く未知の世界を小説を通し、見れるのは楽しい。良き、休日前夜。 11/9(土) 念願の謎解きに挑戦した。今回挑戦したのは山手…
薬丸さん最新作。薬丸さんらしい、人間ドラマを盛り込んだ社会派ミステリー。 作風が東野さんっぽい。さすがのリーダビリティで、ぐいぐい読ませられて、 二日くらいで読み終えちゃいました。 主人公は父親を亡くしたばかりの村瀬快彦(よしひこ)。快彦は、小学六年生の 時に母親が自殺して以来、他人から心を閉ざして生きて来た。なるべく他人と 関わらないようにしてきたのに、ある日突然、傷害事件を起こして服役していた 従兄弟・蓮見亮介の釈放後の身元引受人を頼まれ、引き受けざるを得ない状況に。 仕方なく亮介と暮らし始めたが、明るく悪びれない亮介の態度に、始めの頃は イライラが募るばかりだった。しかし、誰とでもすぐ打…
薬丸岳 「籠の中のふたり」薬丸さんの新刊が発売されていたので買ってみました。 主人公の弁護士はあるとき傷害致死事件を起こして仮釈放となった従兄弟の身元引受人に引き受けることになった。幼少の頃に自分が原因で母親が自殺してしまったために人付き合いを避け続けていたが、かつての同級生と交流するようになるなど明るい性格である従兄弟から影響を受けて少しずつ人付き合いをするようになっていく。ある時亡くなった父親の部屋にあった母親からの手紙を読むと、血のつながった本当の父親が別にいると知ってしまう。また従兄弟には事件後も帰りを待つ人々がいたと分かり、十年以上も会っていない自分を身元引受人に指定してきたことに疑…
年末年始の読書用に、本をまとめ買いしました。 その中の1冊、薬丸岳さんの「天使のナイフ」。 これは本当に凄い作品ですね。 有名な20年近く前に話題になった小説のようですが、私は知りませんでした。 2日前に一気読み。 そして今日、再読しました。 天使のナイフ 新装版 (講談社文庫) 作者:薬丸岳 講談社 Amazon 一つは、サスペンスと言っていいストーリーの展開です。 予想もしない展開です。 ちゃんと伏線はあるのですが、それが上手く埋め込まれています。 再読するとこれもまた楽しいですよね。 二つ目が、題材の深さです。 少年犯罪の加害者の処遇の問題や少年犯罪の被害者の視点というか解けない課題を題…
先週は、師匠のぶどう仲間さん達との飲み会や、きじまるクラブの研修・親睦会があったり、ひいては共選所でのバイトも始まったりと...、今まで畑で一人作業をしていた時とは打って変わり、人と話しまくる日々であります。 交流の幅が広がっていく感覚をひしひしと実感しております。 巨峰の収穫・出荷が始まりました。 これも巨峰。 色がキテません。 JAには出せない赤さのため業社送りになります。 草刈り中の景色。 ここのところ15時以降の雷雨が毎日のようにあります。 この前読み終わった本。 『天使のナイフ』に続き、この作者は2作品目。 連作短編で読みやすく、主人公に感情移入もできて面白かったが、泣かせよう泣かせ…
薬丸岳の『誓約』を読んだ。2015年に幻冬舎より刊行された長編ミステリー小説だ。以下の概要は幻冬舎の書籍ページより引用: 一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。 捨てたはずの過去から届いた一通の手紙が、封印した私の記憶を甦らせるーー。十五年前、アルバイト先の客だった落合に誘われ、レストランバーの共同経営者となった向井。信用できる相棒と築き上げた自分の城。愛する妻と娘との、つつましくも穏やかな生活。だが、一通の手紙が、かつて封印した記憶を甦らせようとしていた。「あの男たちは刑務所から出ています」。便箋には、それだけが…
薬丸さんの最新刊。いやー、重かったですねぇ・・・。400ページ超えの長編 ですが、相変わらずのリーダビリティ。いつも思うけど、薬丸さんの作品は ほんとに読む手が止められなくなってしまうんですよね~・・・。 今回の主人公は、娘を惨殺された牧師の保坂。保坂は、東京の教会で牧師を しながら、千葉の刑務所で受刑者の教誨師をしていた。近々結婚する予定だった 娘が、ある日無惨な殺され方で死体となって発見された。その後犯人は逮捕 されたが、裁判でも反省の色はなく、死刑判決が下された。娘の無念を晴らす為、 犯人のいる東京拘置所に教誨師として雇ってもらえるよう画策した保坂は、娘を 殺した残虐な犯人、石原と対峙す…
今回は薬丸岳さんの『天使のナイフ』を紹介します。 第51回江戸川乱歩賞受賞作で、薬丸岳さんのデビュー作です。 いつぞやに、ブログ「郵便局のおじさん9時40分ごろやってくる」のニードルさんにおすすめしていただき、ついに積読状態から打破しました。 ちらほら目にする作家さんで、さらにデビュー作&受賞作で、さらにさらに多読家ニードルさんのおすすめという読まずにはいられない条件目白押しです。 目次 あらすじ 感想 ※ネタバレ区域※ 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){argument…