風邪をひいて解熱剤を飲んでも熱が引かないときや、花粉症で抗アレルギー剤を飲んでも鼻詰まりが全然改善しない時、または前は効いたのに今回は効かなかった時に「薬飲んでるのに効かへん。全然アカンやん。」と薬のせいにしたことが1度はあると思います。 化粧品の研究をしながら自分の慢性疾患の治療をしていると、この考え方が間違っていたことに気づきます。治療を通して、肌が荒れる原因は季節の変わり目の空気の乾燥などによる外的要因よりも、仕事が忙しかったりで“疲れ”たことによって肌が荒れる内的要因の方が多いと感じています。季節の変わり目で肌が荒れてしまうのも、気温の変化という外的要因で“疲れ”という内的要因が生じて…