河出の「日本文学全集」版が文庫化 2016年刊行作品。池澤夏樹(いけざわなつき)による個人編集版「日本文学全集(全30巻)」の第7巻として刊行された。『枕草子(まくらのそうし)』だけではなく、『方丈記(ほうじょうき)』(高橋源一郎訳)、『徒然草(つれづれぐさ)』(内田樹訳)を併録。日本三大随筆を一冊で読める意欲的な一冊だった。 この全集では日本文学の古典を、人気作家による現代語訳で読むことができるのがウリ。累計50万部を突破する大きな成果を残している。 枕草子/方丈記/徒然草 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集07) 作者:酒井 順子 (翻訳),高橋 源一郎 (翻訳),内田 樹 (翻訳) 河出…