平安時代には多くの優れた女流歌人が活躍しました。「光る君へ」の世界で描かれる女流歌人をその系譜から紐解いていくシリーズです 紫式部(むらさき しきぶ)の系譜を前回みてきました。 yo3519.hatenadiary.com 今回は紫式部の娘藤原賢子(ふじわら の かたいこ / けんし)の系譜です。 藤原賢子(大弐三位)藤原賢子(ふじわら の かたいこ / けんし)大弐三位(だいにのさんみ)は、平安時代中期の女流歌人。関白・藤原道兼の次男・兼隆と結婚、一女の源良宗室をもうける。母の後を継ぎ一条院の女院彰子(上東門院)に女房として仕える東宮権大進・高階成章と再婚、高階為家と一女土御門通宗室をもうけ…