日本のライトノベル作家、歴史小説家。
「藤本ひとみ」名義で「まんが家マリナ」「ユメミと銀のバラ騎士団」などの少女向けライトノベルシリーズを集英社コバルト文庫などから刊行。その一方「王領寺静」名義で少年向けライトノベル「異次元騎士カズマ」シリーズを刊行する。これらのライトノベルシリーズの多くは未完に終わっている。この他、数多くの漫画原作を手掛ける。
1985年から1992年まで前述の通りライトノベル作家として活動するが、1992年に刊行された「ブルボンの封印」以降は主に歴史小説作家として活動。「鑑定医シャルル」シリーズや「ハプスブルクの宝剣」などを刊行する。
2013年から未完となっていた「ユメミと銀のバラ騎士団」を「夢美と銀の薔薇騎士団」として復刊し、完結に向けて刊行を続けている(原作:藤本ひとみ、文:柳瀬千博)。