【追究の視点】 子どもたちが「比較」の思考を使うようになると、そこから様々な視点で見られるようになります。 例えば、「メリット・デメリット」視点や「共通点」視点などです。 私は「追究の視点」と呼んでいます。 子どもたちがこのような「追究の視点」を獲得すると、より豊かに物事を見られるようになってきます。 以下の資料は子どもたちの自主学習ノート(本学級では「追究ノート」と呼ぶ)です。 このように、社会科で獲得した見方が、社会科の学習以外でも物事を追究する際の視点にもなっています。 つまり、比較の方法が転移するのです。これは、今まで述べてきた内容知に対して方法知としての考え方です。子どもたちが比較の…