去年12月議会の一般質問では津波対策としてライフジャケットの可能性について研究するよう求めました。 東日本大震災では1万5000人以上が亡くなりました。東北大学災害科学国際研究所では犠牲者の死因を分析しています。最も多いのは「溺死」で9割に上ります。ただ「溺死」でも実際は「低体温症」などほかの要因も重なっているのではないかとも指摘します。 研究所では亡くなった場所にも着目していて、リアス地形より平野では「溺死」が多いことが判っています。神奈川県南部は平野なので、犠牲が出る場合、「溺死」が多くなる可能性が高くなります。 藤沢市は避難できる時間を5分、距離にして300メートルとしていて、津波の想定…