先日お浚い会(おさらいかい。勉強成果の発表会)で踊った、表題の演目についてまとめました。 「外記猿」は、「げきざる」と読みます。 長唄「外記猿」概要 まず、長唄というのは三味線やお囃子て奏でられる邦楽の一種です。一曲十数分から、長い物だと三十分程度に及びます。端唄(はうた)や小唄(こうた)は、長唄に比べると短く、三味線と唄で奏でられます。 歌舞伎事典:長唄|文化デジタルライブラリー 日本舞踊曲は長唄の他にも、清元、地唄、義太夫、など種類がありますが、長唄が一番多いと思います(体感だと7割くらい)。 「外記猿」は、「外記節(げきぶし)」という、浄瑠璃を取り入れた長唄の曲調に乗せて、猿廻し(さるま…