作家。児童文学作家。 1978年、大阪府堺市生まれ。2004年「ねこまた妖怪伝」で第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞しデビュー。 リスト::児童文学作家
読んだ本 藤野恵美『ギフテッド』光文社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 170項まで読み進めた。 内容としては、主人公の妹の子供、姪っ子が中学受験を控えていて、その子が塾で勉強をしにくくなった為に、T大卒の主人公が家庭教師をして合格を目指すというものであった。 また、3人の子供のなかの一番年下の甥っ子は発達障がいがあるのではないかと、主人公の妹は気にしていて、2020年代の現代社会を投影していると思わせるリアリティのある物語である。 ・・・ こういう話を読むと現代社会の歪みというものを意識させられざるを得ない。 この本や、 na…
藤野恵美氏のハルさんを読んだ。本作は、ちょっと頼りなさそうなビスクドールの人形作家の父親春日部晴彦(通称ハルさん)が娘の風里(通称ふうちゃん)の子育て中に遭遇したちょっと不思議な謎を解く日常のミステリー。その謎を解くのは、もうこの世にはいない奥さんの瑠璃子さんだ。物語は、娘のふうちゃんの結婚式の当日、ハルさんが昔のことを思い出す形式で進んでいく。 第一話「消えた卵焼き事件」。ふうちゃんの幼稚園の友達の隆君のお弁当から、卵焼きが消えていた。隆君は卵焼きを羨ましがっていたふうちゃんを疑うのだが、なぜ球が焼が消えたのだろうか? 第二話「夏休みの失踪」。小学四年生になったふうちゃん。夏休みにふうちゃん…
藤野恵美、角川文庫 ☆☆☆ 本の題名と装丁に描かれた絵から青春恋愛小説かと思っていましたが違いました。ジャンルは青春成長小説です。 舞台は県内でもトップの進学率を誇る高校です。そこに通う男の子と女の子を主人公にして、11月に行われる文化祭までの数週間が描かれています。 そのため、段落が変わるたびに男の子の目線になったり、女の子の目線になったりしながら、文化祭にむかう高校の中が語られます。 二人の共通点は同じクラスに所属する一年生というだけです。親密度はあいさつを交わす程度です。異なる点はクラス内でのカーストが最上位と最下位という点です。 男の子は長身痩躯で運動神経抜群、容姿に優れていて告白して…
親世代向けで出題とは無縁っぽいんだが、 今気になってる中学受験小説がこの2つ。 2022/11/24発売 『ギフテッド』(藤野 恵美) 藤野恵美は中学入試でもたまに出る作家。 挫折エリートが発達凸凹系だという姪の 中学受験に伴走する筋書きのようですわ。 2023/2/7発売 『すべてあなたのためだから』(武内 昌美) ビリビリ装画が怖いが中身も相当らしい。 エスカレートする教育熱の先にあったものは・・? どっちも借りられるのがだいぶ先なんで、 レビューは年内にできるかどうか微妙だ。 中受絡みの新作ではコレをレビュー済み。 ただし、こちらでは取り上げない予定だ。 紹介するのを躊躇する怖さがあるも…
新しい本が入りました~(^^♪ 「サブスクの子と呼ばれて」山田悠介 「教誨」柚月裕子 「ギフテッド」藤野恵美 「骨灰」沖方丁 「老害の人」内館牧子 「君といた日の続き」辻堂ゆめ 「変な絵」雨穴 「リュウジ式 至高のレシピ」リュウジ 「日々憶測」ヨシタケシンスケ 「認知症ポジティブおばあちゃん」だんだん・えむ 「親不孝介護」山中浩之 今日から最強寒波が来るみたいだね(+o+) 朝から雪も降るし… 本を借りて、ゆっくり読んでみましょう~(^^♪
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。 今週の書評本 表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 1/27 号 6 冊ルポ 動物園 佐々木央 ちくま新書 1,034彼女はマリウポリからやってきた ナターシャ・ヴォーディン 白水社 3,080絶縁 村田沙耶香, アルフィアン・サアット他 小学館 2,200情報パンデミック あなたを惑わすものの正体 読売新聞大阪本社社会部 中央公論新社 1,870 ②洋装の日本史…
トレーナーさんに「あなたは健全!(健康?)」と断言されたの、ビックリして理由を聞いた。 自分の不手際&要領の悪さで「朝食」や「昼食」を食べ逃す。 「7:55」の仕事開始を逆算すると「7:10」まで寝ていられる。 ビール前の風呂(一人暮らしが長過ぎたせいか絶対になってしまった)。 優しい言葉の 半分が嘘でも 信じてみようかな 信じてみようかな 藤野恵美「classical/ある晴れた日」
START 17:30 JST 9フェザー級 🇯🇵山本健斗デリカット#2 Yamamoto Kento Record: 11-9-1(6ko 1sub)x2L Age: 28 LastFight: July 02, 2022 Height: 170cm / Reach: -cm 🟩 工藤, 内藤太尊, SASUKE 🟥 飯田健夫, 河名, 工藤 📝 コブラ会所属 🇯🇵山本琢也 Yamamoto Takuya Record: 7-2-1(4ko)x1L Age: 28 LastFight: October 24, 2021 Height: 170cm / Reach: -cm 🟩 鍵山, 岸本,…
年末年始売上動向、日販4.4%減、トーハン2.9%減 https://www.shinbunka.co.jp/news2023/01/230110-02.htm アニメージュ2023年2月号掲載記事に関するお詫び | アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信! https://animageplus.jp/news/detail/90 丸善ジュンク堂書店、2022年出版社書籍売上げベスト300を発表 https://www.shinbunka.co.jp/news2023/01/230110-05.htm “青春の禁じ手” 神保町の古本屋街、それを許した店主がいた | N…
藤野恵美『ギフテッド』光文社 (2022) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 (ネタバレなし) ・・・ あくまでフィクションということで、そのおかげで逆に主人公の家族に対して忌憚なく意見を述べることができるように思うので感想を書いていきたい。 主人公の妹は医者と結婚して3人の子供がいる。 長女、次女、末っ子の長男という構成であった。 長女は中学受験を控えているが、通っている塾と反りが合わずT大卒の主人公が家庭教師になり、一緒に志望校合格を目指すというあらすじである。 …
1~3月 lettucekunchansan.hatenablog.com 4月 lettucekunchansan.hatenablog.com 5月 lettucekunchansan.hatenablog.com ジャンル雑多、ネタバレ配慮ゼロ、読んだ順 6月 堀あきこ、守如子編著「BLの教科書」 BLの教科書 有斐閣 Amazon 少年愛(JUNE系)〜アニパロ〜やおい〜BLと繋がるコンテンツそのものの歴史、ファンコミュニティ、BLが向き合う「女性の性的欲望」「現実の異性愛規範とのズレ」「ゲイの実態との遠近」のようなジェンダー・セクシュアリティなど包括的にBLを色々な視点から研究する手…
START 12:00 JST ※第4試合以降 9女子バンタム級 WBW 🇯🇵東よう子 Higashi Yoko Record: 7-2-0(2ko)x3W Age: 36 LastFight: May 07, 2022 Height: 165cm / Reach: -cm 🟩 KINGレイナx2 🟥 - 📝 現DEEPJEWELS FW👑/柔道高校🇯🇵🥇 🇹🇭ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット Titapa Junsookplung Record: 0-1-0(-)x1L Age: ? LastFight: October 21, 2019 Height: 173cm / Reach: -cm…
『金曜日の本屋さん』① 名取佐和子(ハルキ文庫) 『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』② 『金曜日の本屋さん 秋とポタージュ』③ 『金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス』④ 今日は金曜日! ということで、少し狙ってみました。 全4巻で完結しております。順番はタイトル横の数字になります。 <あらすじ>①巻裏表紙より引用 ”ある日、「北関東の小さな駅の中にある本屋は”読みたい本が見つかる本屋”らしい」というネット上の噂を目にした大学生の倉井史弥。 彼は、病床の父に以前借りた本を返すように言われたが、じつは失くしてしまっていた。 藁にもすがる思いで、噂の駅ナカ書店〈金曜堂〉を訪ねる彼を出迎えたのは、底抜…
『涙をなくした君に』藤野恵美 高圧的な父を持ち崩壊してしまった実家との確執に悩むカウンセラーの話。 死をもってすべてが浄化され新しい出発をする、美しいラスト。 めぐる季節の美しさ、花をめで慈しむ心、流れる涙が再生をつくる。 この父親は子供の苦しみを全然わかろうともしなかったのか。
花嫁の父となったハルさん。結婚式へ向かう途中で思い出すのは、娘と過ごした日々。困った時にいつも助けてくれたのは、幼い娘を残して天国へ旅立った妻。どんなに遠く離れていても、相手を思う気持ちが強ければ、関係は変わらない。そして、娘が選んだ相手とは。 区の図書館をコンプリートするぞ!と始めた図書館めぐりで訪れた図書館で見つけました。「あぁ、この本か」と。というのは、以前読んだ『金曜日の本屋さん』の中であって、頭の片隅に残っていました。過去の記事を探してみれば、本書は単行本と文庫本で、ある部分が違うよう…。ちなみに今回借りたのは文庫本の方。本書を読んだ上で、もう一度『金曜日の本屋さん』の方も読んでみた…