5月20日は 626年に蘇我馬子が死亡した日です。 蘇我馬子は、飛鳥時代の有力豪族で、蘇我氏の全盛期を築きました。 蘇我馬子は572年、敏達天皇の時に父親の蘇我稲目のあとを継いで、天皇の補佐を して政治を行う役目の大臣(おおおみ)の職に就きます。 以降、用明天皇、崇峻天皇、推古天皇の4代に仕え大臣の期間は半世紀以上、54年に わたります。 その間ライバルの物部氏を滅亡させ、崇峻天皇を殺害し、また天皇家との血縁関係を 結び,そのかかわりを密にしたことで蘇我氏の全盛時代を築きます。 ちなみに蘇我馬子は推古天皇の叔父であり、また馬子の娘は、崇峻天皇の奥さんと聖徳太子の奥さんになります。 凄い血縁です…