最近、歯医者さんに検診に行ってきました。歯科医も私の歯をよく確認もせずに、大丈夫ですよ、みたいな反応なので、これは頼りにならないと思い、少し勉強しようと思いました。そこで購入した本が、長尾周格『歯医者が虫歯を作っている』(三五館、2014年)。 最初は、歯磨きが効果がないことや、フッ素が毒であること、歯間ブラシでプラークコントロールも意味がないこと等、いろいろな指摘があり、想定された内容ではありました。しかし、徐々に核心的な内容に入るにつれて多くの気づきが得られました。 そもそも虫歯はどうしてできるのか。虫歯は、口の中にいる虫歯菌が糖を原料に酸を作り、その酸が歯を溶かすことで起きるということで…