病気 病名
歯の側面(噛み合せの面)に生じ、ある程度進んだものでは洞穴が開いたような形で歯をおかしている。穴のところではカルシウムを含む象牙質の基質が溶けてなくなっているため、例えば冷たい飲み物などは歯髄を刺激し、「歯にしみて」感じる。さらに進行すれば象牙質の全層に穴があき、こうなると歯髄への細菌感染、すなわち歯髄炎を引き起こす結果、ひどい痛みに悩まされることになる。齲歯(うし)。
虫歯の直接の原因であるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんにはありません。両親からのキスなどにより感染し、後々まで虫歯に悩まされるようになるのです。幼い頃にこの菌に感染せずある程度成長した場合、歯を磨かなくても一生虫歯にはなりません。しかしまれに、そういうこととは関係なく虫歯にならない人もいます。