前回は、茨城県にある大杉神社と大神神社、出雲族の太陽信仰の関係性について説明しました。 kumashine369.hatenablog.com それでは、出雲の信仰と、「大杉」にはどのような関係があるのでしょうか? それは、出雲族が信仰する龍蛇神信仰です。 出雲族はインドにいたときは、コブラを神として崇めていました。 日本に来てからは、海岸に漂着したセグロウミヘビを剥製にして御神体にしていました。(ちなみに神社のしめ縄は、蛇が交尾をしているところを表現したものです) その信仰から、三輪山の樹木の根にも蛇神が住むと言われました。 なので、大杉神社にある三郎杉という大きな杉の木の根っこにも、蛇神が…