三島駅からほど近いところに楽寿園という公園があります。その楽寿園の中にあるのが楽寿館という建物です。明治期に小松宮家の別邸として建てられてそれがいまでもほぼ現存していて、存在は知っていたものの行ったことはなかったので楽寿園が中伊豆に行く経路にあることを奇貨として見学してます。 中は撮影不可なので撮っていませんが、釘隠しの千鳥、銀箔貼りのふすま、修学院離宮にもあった記憶のある網干の欄干、欄間に蝙蝠の透かし彫り(≒陽光が差すと壁に蝙蝠が浮かび上がる仕組み)、大きな広間が二つあるのですが格天井すべてに花卉の図が描かれ(≒つまり天井の隅から隅まで少なくとも50以上の花の絵が描かれてる大広間が2つある)…