<刀 銘:長曽祢興里入道虎徹(金象嵌)寛永五年乙巳霜月十一日 弐ツ胴裁断 山野加右衛門永久(花押)(号:蜂須賀虎徹)> ・江戸時代 ・長曽祢興里虎徹 作 ・御家名物 ・個人所蔵(詳細不明) 1664年8月以降に虎徹によってうたれた打刀。 長曽祢家はもともと甲冑師の一族であり、作品もいくつか現存している。 阿波徳島藩主・蜂須賀家に伝来したため、この名が付いた。 1665年に山野加右衛門永久による金象嵌が刻まれている。 恐らく本刀は1664年に打たれたもので、3代目藩主・光隆が購入したと思われる。 (もしくは、4代目藩主・綱通によって購入された。) 初代藩主・家政の父の代より豊臣秀吉に仕え、秀吉の…