ようやく、過ごしやすい季節になってきた。 スポーツの秋、ランニングの秋到来!…と言いたいところなのだけれど、諸般の事情で走れないのが辛いところ。 とりあえず毎日、早朝ウォーキングだけは続けているものの、いつものランナーたちとすれ違うと、ちょっと寂しい気持ちになる。 だからもっぱら僕は、心の憂さを本に求めている。読書の秋だ。 僕は、子供の頃から読書が好きだった。 古典文学や純文学には殆ど興味がないのだけれど、ミステリやSFなどのエンタメ作品や、ノンフィクション、紀行エッセイなど、さまざまなジャンルを読んできた。 これまで、興奮した本や感動した本は無数にある。 ただ、何度も何度も読み返したい本とい…