第131号からすっかりご無沙汰しておりまして、失礼いたしました。 本を読まなかったわけではないのですが、小説から少々離れており、いろいろなことが気になり、乱読というのでしょうか。いろいろなジャンルの本を読んでいました。例えば、仕事術やマインドフルネス関連や量子力学など。私にとってはかなり難解でしたが、村上春樹さんの「街とその不確かな壁」をやっと読み終えました。 この本の中で出てくる会津若松まで行って、ローカル線に乗り換えて、おそらくイメージとしては30‐40分のところにあると思われる「Z**町」。主人公の「私」は図書館の仕事を求めてやってきます。その名は「Z**町図書館」。館長の子易氏が造り酒…