「ビジョナリー・カンパニー3」を読んで以来、言葉にできない緊張感をずっと抱えている。僕らは今、破滅の途上にいるに違いないという恐れが、日増しに高まっている。 企業としての死は、癌のような段階を経て進むとある。最終段階まで行くと、もはや末期がんのように、”如何に綺麗に仕舞にするか”を考えるしか、選択肢が残されない。 そうなる前に食い止めて、一発逆転策の誘惑に打ち勝ち続けながら、着実にどん底を脱していかねばならない。僕が今果たすべき使命が、否が応でも浮き彫りとなった。 そのときすごく肝心だと思ったのが、【雰囲気】だ。この雰囲気とは一言でいうのが難しいが、組織全体を取り巻く緩やかな感情、という風に今…