★★★☆☆ あらすじ 大手商社の社長だった祖父の遺言に従って世界に飛び出した男は、ひょんなことからエジプトである国の独立運動に巻き込まれる。 感想 エジプトを舞台にしたサスペンスかと思いながら見始めたら、いきなり随分とのん気な内容の石原裕次郎の主題歌が流れてきて脱力してしまった。映画は終始、のん気というか大らかな雰囲気で満ちている。 主人公は祖父の遺言に従い、広い世界を見るために海外に出かける。だが行き先は決めておらず、ただノープランで海外行きの飛行機に飛び乗っただけだ。しかも外国語を使う気はさらさらなくてすべて日本語で返し、外国語で話しかけられると「何言ってるか分かんね」と軽くあしらってしま…