1月には、おめでたい松竹梅の<梅>として着た着物ですが、<梅見月>と呼ばれる2月にも是非着たい着物です。 母にとってもお気に入りの着物で、着る機会の多かった着物です。 裾は母が付け替えてくれました。 絹の裏地は、歩く度の摩擦で、擦り切れるのです。 袖口と、裾裏の色が違ってしまいましたが、ドンマイです。 最近の着物の裾回しの色は、着物の色と同色の濃淡にするのが主流のようです。 ちょっとつまんないですね。 呉服屋さんが、選んだ反物に合いそうな裾回しをいくつか出して下さって、その中から色を決めるのも楽しみでした。 袖口や裾にチラッと見えるだけではありますが、着物の印象は変わります。 以前は、たとえば…