新たな生態系の構築の調査 2013年に火山活動が起こった小笠原諸島の西之島。2020年の大噴火で元の島が溶岩に完全に飲み込まれてしまって、陸上生物は全滅してしまった。しかしこうなったことで新天地に外部からどのような生物が上陸して繁殖するかの巨大実験場としての注目を研究者から浴びているという。そこで最新調査の結果を報告するとのこと。 2018年時点の西之島 西之島は隣の島からも130キロ離れた絶海の孤島である。そのために生物の上陸は容易ではないと推測される。最初はかつてここで繁殖していた渡り鳥が戻ってきたが、2023年の大量のガスの噴出でそれらも逃げ出したという。では今どうなっているか。 202…