沖縄ではこういう板目地の化粧合板仕上げがとても多いです。石膏ボードにクロスを貼るより、工程も材料費も抑えられるのと、廃棄物の処理費用も関係しているのかなと思います。 経年劣化で表面が浮いてしまっている箇所は、剥がしてボンドで下地処理した後パテを打ちます。 この作業で厄介な点は、クロスを貼った後(直後の場合もあれば後日の場合もあります)に表面が膨れてくる事がある、という点です。 パテの水分とクロスの糊の水分が浸透して膨れてくると推察されます。 では全面にシーラー処理をすれば膨れを抑えられるんじゃないか、と想像しますが、 シーラー自体も水性であり、シーラー処理後にあちこち膨れてくる事もあります。 …