むうぅ。 最終回、ドラマチックだがあり得ない、しかもこちらの希望的予測を見事に裏切って終わってくれた。”さよならマエストロ”のタイトル通り、皆で「さよならマエストロ」と言っていたのは、予想通りだったが・・・ 一つ前の回で、娘(芦田愛菜)の父マエストロ(西島秀俊)へのわだかまりがとけたところで、本作のクライマックスは終わっていたのだ。最終回、晴見フィル存続への一縷の望みをかけて仙台のオケフェスに出場した一行、その演奏で感動したい!と期待した私だったけれど、あまりに期待と違っていた。本番での演奏はなかったし、マエストロが本番直線でドイツに突然旅立たせられることになり、代わりの指揮を、3か月前に指揮…