オホーツク諜報船 (現代教養文庫 1454 ベスト・ノンフィクション) 作者:西木 正明 社会思想社 Amazon あらすじ 第2次世界大戦後、北方4島を始め国後、択捉島などこれまで北海道の漁民が収穫してきた地域はソ連領となり、日本人漁業者が立ち入れば拿捕され、収穫した魚や漁船までも巻き上げられ戦前からの営みができなくなった その中でも異彩を放ったレポ船(スパイ船)のドキュメントだ 読後感想 日本漁船はソ連領海内で漁業収穫するとソ連の馬力も日本船にはなかわない速度で取り締まられ責任者は形ばかりの裁判にかけられ懲役数年の刑が待っている その中にソ連から信頼の置けそうな漁船員をレポ船としてソ連内の…