東京大学工学部・化学系名誉教授。もとは機械工学科を出る。 環境問題に包括的に取り組み、水俣病、自動車の環境に与える因果関係を探る。 水の問題にも取り組み、同じテーマで研究をしていた中西準子さんより緻密 な分析であったとの説もある。 1980年「トイレットからの発想」(ヴァン・デァ・リン)を翻訳し、水問題への 大きな貢献をしたと見られる。