まさかこういう形で福岡さんの著作を読むことになるとは思わなかった*1。もう10年以上前、当時話題になった「生物と無生物のあいだ」を読んでいたのだがその時非常に興味深く読んだことは今でも覚えている。その時感じたことをまとめた記事が以下残されている。 mnoguti.hatenablog.com この記事の最後で、「本書(生物と無生物の間)は生物、生命について書かれたものだが、この中で書かれていることを社会や経済活動に応用して考えたら、何が見えてくるのだろうか・・・と思った。」とあるが、まさしく今回、それを考えることになったのだった。 動的平衡による西田哲学の再解釈 そもそもの端緒は、下記のNTT…