人間て大変よね かつて西表島には炭鉱があり、そこには台湾人が連れてこられて働いていたそうです。 黄インイク監督のドキュメンタリー映画「緑の牢獄」を観ました。 ジャングルのような西表の厳しい環境にある炭鉱での生活は、別名「緑の牢獄」と呼ばれます。映画は、10歳で台湾人の養父母に連れられ、西表島に渡った橋間良子さん(日本名に改名、当時90歳)を取材しています。 台湾人炭鉱労働者はきつい仕事をモルヒネで紛らわせていました。やがて中毒になり、台湾に戻っても、モルヒネ欲しさにまた西表の炭鉱に戻る人も多かったそうです。労働者を操るために組織的に麻薬が使用されていたのか、そもそも台湾人を日本の炭鉱に連れてき…