福井県にかつて存在した自治体。 福井県大野郡西谷村 1960年に大野市に編入。 大野市に編入される前に廃村が決まっており、大野市は事実上無人地域を編入した。 自治体単位での廃村は全国的に稀な例。
1957年 笹生川ダムの建設のため小沢、下秋生、上秋生の3集落が離村。 1963年 豪雪で長期間に渡り市街地との連絡が途絶えたことをきっかけにして熊河、温見の2集落が離村 1965年 集中豪雨で村の中心部の中島、上笹又,、笹又の家屋の9割強が流出,土砂埋没の被害を受村全体での離村が決定。
千葉県習志野市谷津4丁目の庚申堂(訪問日:2024年6月22日)津田沼駅から南西に伸びる道を進み、御成街道に差し掛かる手前に庚申堂が建っています。中には2基の庚申塔が納められています。青面金剛像庚申塔 刻銘「元禄五壬申年十月廿一日(1692) / 下総國葛飾郡二宮西谷村郷 / 願主□□(馬毛?)村 / 奉造立供養大青面金剛二世安楽祈所 / 種子〈ウーン〉」御尊容(立像、一面六臂、合掌型、笠付角柱型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、蛇、三叉戟、矢、宝輪、弓)二鶏像と三猿像 文字庚申塔(青面金剛塔) 刻銘「文政五午四月吉日(1822) / 青面金剛」 堂内には像塔の紀年を記した木板も納められて…
特集『第57回大会報告特集/歴史認識のポリティクス(地域・国家・市場)Ⅱ』 ◆いま・ここを知るため史学史を顧みる(小田中直樹*1) (内容紹介) 以前、筆者が『歴史学のトリセツ』(2022年、ちくまプリマ―新書)で史学史について論じた内容が改めて論じられている。「近代史学の父」としてドイツの歴史学者ランケ*2を紹介。 彼の特徴として「一国中心主義」「専門家主義」「文書中心主義」を指摘。 それらに対する批判としてそれぞれ「一国史に留まらないグローバル・ヒストリー(ウォーラーステイン*3の『世界システム論』など)」「公共史(パブリック・ヒストリー=非研究者と研究者の意見交流*4)」「文書に寄らない…