創価学会の第二代会長である戸田城聖は、組織人であり、宗教ビジネスとして大成功を遂げた人と見ている。何しろ、戦後ゼロから10年間で75万世帯を達成(1957年 昭和32年)。その後継の池田大作の代になると、750万世帯(1970年 昭和45年)。公称会員数1,200万人。聖教新聞の発行部数550万部。その西部である公明党は政権与党。多いときの投票数は800万票余。戸田城聖は、それだけの大組織の基礎を築いた。話し方を聞くと、庶民の心をわしづかみする魅力があり、話し方も絶妙。飾ったところがなく気さくで力強い。言い方は悪いが、香具師に通じるものがある。ガマの油売りもびっくりである。 ▽そして、ひとつの…