北海道札幌市西区平和1条3丁目に鎮座する、西野・平和・福井の3地区を氏子区域とする神社(但し西野地区の一部は上手稲神社の氏子区域に含まれる)。明治18年に開拓民により創祀され、平成17年に創祀120年を迎えた。旧社格は村社。
豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)、鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)、譽田別命(ホンダワケノミコト)の三柱の神様をお祀りしており、主な御神徳は、縁結び、安産、開運厄除、方災除、八方除、交通安全、必勝など。特に縁結びと安産の神様として有名。
例祭は9月(敬老の日の前日)で、例祭当日には三基の御神輿(京神輿と江戸神輿と子供神輿)が氏子区域を渡御。3月(ひな祭りの後の日曜日)に執り行われる人形供養の神事は全国的にも有名。
札幌市南区の藤野聖山園内には、神社で建立した奧津城(神道式のお墓)があり、神道式での永代祭祀を執行している。