五輪は1936年のベルリン大会で、各国のナショナリズム高揚の場となった。 優勝選手が多い国が強国であり、すぐれた体制であるという競争の場となった。 スポーツに国境はないといいながら、国境を設けて、国同士が競うこととなった。 もちろん、五輪ではいいわけはされていて、掲揚台にあがる旗は国旗ではなく、各国五輪委員会の旗であり、政治化はしていないという。これを、故事ことわざで、「鹿を指して馬という」、というのである。実際は団旗と国旗が違うのは例外的で、国旗は国旗だ。だから、私は五輪はみたくない。 団体競技でも、国籍混交でよいのに、外国人はナショナルチームには入れない。 チームビルディングを経て受け入れ…