母の死亡確認がされた1時間半後、長男(上弟)が一人で病院に到着しました。 想像はしていましたが、やっぱり長男は妻を同伴する気はなかったようです。 すでに少し冷たくなっている母と対面して、弟がどう思っていたのか、涙を流していたのかすら、その場に居たはずなのに、私にはわかりませんでした。 弟が母と対面したのを確認してから、看護師さんが「お母さまの体を清めてあげたいので、一旦外に出てお待ちいただけますか?」と言いました。 「よろしくお願いします。」と言って、私たちは病室の外に出ました。 母が亡くなったことを悲しんでばかりはいられません。 すぐに母の弔いの事を決めなければいけません。 本来ならば、喪主…