医療分野で、人工知能(AI)を使ったソフトウェアの普及が、規制によって阻まれています。 政府の規制改革会議は、ソフトの審査、承認の仕組みを改善するように、厚生労働省に要求しました。 医師が病気を見つけ出すのを支援するために、AIなどを活用したソフトは、次々と生まれています。 日本には、光学分野に強みを持つ企業が多く、画像診断ソフトの開発が進んでいます。 患者の胸部のX線画像から、疾患の影を見つけるのは医師の仕事ですが、その影を自動検出するソフトがあります。 大腸内を映した内視鏡の画像から、腫瘍かどうか、将来悪性になるかどうかを予測するソフトもあります。 腫瘍などだけではなく、うつ病に使えるソフ…