私が開発した灰を起点にした無機農法、それはどちらか言うたら飢えんようにするための農法であり、見かけとか味は二の次にしたもんなんよ。 それで成績のよかったもんから残してきたこともあり、成績の悪いやつはやる意味がないけえやめたんよ。 それで言うと、作りやすいものがまずあるんよね。 灰だけをダイレクトに与えて育ち、なおかつそこそこの品質になるもの。 それがまず一番なんよね。 サツマイモや豆の類の窒素固定作物、その中で比較的やりやすいもんがまずあるんよね。 豆でも、害虫が少ない冬に育つものなら、なおやりやすいんよね。 サツマイモも地面の下なんで、ミネラルの要求に合わせた品種をやれば、まずとれるんよね。…