観賞と鑑賞 その感動は違う 鑑賞とは、作品などを理解しその価値を判断する、より能動的な行為を指す。 その判断は、作品そのものというよりも鑑賞者のフィルターの好み、というか親和性に大きく依存する。 個人差が大きいのだ。 その時々で、ありのままのフィルターでわかりやすく、自覚できる共鳴が起こる。 つまり、感動するのだ。 これはどの飲み物が好きか、自分の体質にあっているか、みたいなものだと感じる ブラックコーヒーの美味しさは子どもにはわからない、大人だから味わえる(鑑賞できる)、というのは苦労を乗り越えてきたからこそ、その人の作品・言葉だからこそ、人に感動を与えられるといっているのと同じだとおもう。…