発育上の問題がある子供の指導法についての本を読みました。 「PCITから学ぶ子育て」という本です。 PCITとはペアレント・チャイルド・インタラクション・セラピー,つまり親子交流療法の頭文字です。 どういった療法なのか。 本を読んでの交流を交えながら述べていきます。 さて,冒頭で著者は権威的・暴力的なしつけを否定します。 例として「巨人の星」の星一徹を出してきます。 実例を出すと問題があるのでしょうが,古いです。 現代の虐待と一徹のスパルタは,様々な点で相違があると思います。 まあ,暴力に訴えることがあるという点は確かに共通しますが。 そして,暴力的な虐待を受けた人間は前頭前野が萎縮していると…