ガーラやセレガRなどの、観光や高速バスに使われる大型車両の総称。
主目的は2つ。
本来の意味での観光バス。バスツアーなどで観光地を巡ったり、合宿先への足などとして使われる。
各社仕様が異なるが、ドリンクホルダー・網ポケット・リクライニング機構は最低限ついている。
テーブル・テレビ・カラオケ・冷蔵庫・トイレ・シャンデリアといった豪華装備は事業者次第である。
都市と都市を結ぶ都市間高速・空港連絡・大都市間を夜行で走る夜行高速バスなどに使用される。
前述のガーラなどの車が現在まで観光バスと呼ばれるのは、高速バスが普及したのは最近のことであるからである。と見る流れが強い。
内装は基本的に貸切車と同じだが、最近はコストダウンのために折戸だったり路線車ベースにしたり(西工B型高速車・西工E型高速車・エルガSEなど)と、さまざまな努力がなされている。
見た目は観光バスでは有るが、扱いは乗合車(通常の路線バスと同じ)なので交通バリアフリー法の一部適用がなされ、行先表示機などが必要であるなど、貸切車と明らかに違う面がある。
ピークに貸切車を続行便に使うことがあるが、この場合は行き先を印刷した紙を貼ったりして乗り切っている。
トラブル防止や冷暖房効率アップのため、夜行高速車は固定窓になっている。